楮祖神社(ちょそじんじゃ)

概要

ちょそじんじゃ
楮祖神社(紙の神様)
 中内右馬之丞は、永禄八年(一五六五年)この地に楮の栽培を始めた。その後山代地方一帯は造紙業が大繁盛し、やがて毛利藩の三白政策(米・塩・紙)の一翼を担うようになったのである。
 右馬之丞の没後その偉大な功績に感謝した人々は霊をこの神社に祀ったのである。このような「楮祖神社」は全国的にも例をみないといわれており、紙の神様として信仰されている。
 なお、楮祖神社は後方に建っている河内神社境内の向かって左側である。
 神社の裏山には、右馬之丞の墓も建てられている。
岩国市教育委員会

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2010年07月05日