成君寺

概要

成君寺じょうくんじ
 この寺は、五百年の歴史を有する古い寺で、文明10年(1478年)に博多筥崎社-はこざきしゃ-へ鳥目-ちょうもく-の進上、大永2年(1522年)の陶興房おきふさの感状や、弘治2年(1556年)の毛利氏の成君寺攻略など、沢山の古い記録が残っています。宗派は臨済宗で、本尊は地蔵菩薩と千手観音菩薩で、いずれも火災で焼失し、昔のものは仁王門だけが残っています。また、寺には慶長検地に反対して起こした山代一揆で、死罪となった、山代各村庄屋11人の記念碑等もあります。裏山の成君寺山には成君寺城祉があり、この寺と一体となって、戦国時代前から大内の城塞として用いられました。

山代十一庄屋 頌徳碑
・府谷村庄屋 西村 治右エ門
・河山村庄屋 岡 新左エ門
・本郷村庄屋 北野 孫兵街
・波野村庄屋 中内 助右兵衛
・生見村庄屋 新原 神兵衛
・南桑村庄屋 楊井 市助
・阿賀村庄屋 宗正 作兵衛
・大原村庄屋 宇佐川 五良兵衛
・宇佐村庄屋 廣兼 七良兵衛
・字佐郷村庄屋 山田 平兵衛
・波野村百姓 (中内)孫右衛門

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2010年07月05日